みな様
こんにちは!
コミュニケーション トレーナーの大堀明美です。
どうして上司に話が通じないのかな!?
部下:「ただいま、戻りました!」
課長:「おう!」
部下:「課長、○○総研の田中部長様にお会いしてきました。今回の提案を受けていただくことになり、契約に持ち込めそうです!」
課長:「そうか、そりゃあ良かった!ところで今日は田中部長のほかに誰がいたんだい。」
部下:「はい、○○課長様と○○次長様、他にその部下のかた2名、相手は計4名でした。」
課長:「そうか、当社の提案に対して具体的には何と言っていたんだい?」
部下:「そうですね~・・・・・」
課長:「そこから契約まで、どういう流れというか手順を踏むんだい?もっと、具体的に話しができないかな~君は!」
部下:「まずは、結果だけの報告じゃだめなんですか!?」
課長:「具体的に報告をするのが君の義務じゃないか!?何を言ってるんだ!!」

指摘する上司
上司は詳細型、部下は全体型?
この様子を拝見していると、どちらかと言うと上司は詳細型で細かいところまで情報を提供してほしいと考える「詳細型」タイプのようです。
この部下は、どちらかというと、物事の全体像を把握しようとするタイプで上司にも全体像がわかれば良いんじゃないの?と思っているようですね。
あなたなら、このやり取りをどう考えますか?
今、世界は英語を共通言語にしつつある状況です。
日本人と中国人が話すときには、どちらかが相手に分かる言語で話さなければなりません。
そんなこと、わかってますよ。
という声が聞こえてきそうですね。
同じように同じ国民同士でも、共通言語で話さなければ相手に伝わらないという現象がおこりますね。
これがコミュニケーションレスに繋がります。
上司の長谷川さんは、長谷川語で語り
部下の竹内さんは、竹内語で返答します。
当然、通じるわけがないのです。
この場合、部下の竹内さんは、長谷川語を使わなければ意思の疎通ができませんし、また上司の長谷川さんも竹内語で話さないと通じないという現象が起きるんです。
これが、お二人とも全体型であったり、お二人とも詳細型であれば、話はスムーズですね。

上司と部下
相手の言語で話す
人間、だれしも全く同じではありません。価値観も違います。もともと持っている気質も違います。
ですから、お互いの言語で話す努力をしなければなりませんね。
上記の場合、上司の長谷川さんは詳細型ですので、報告をする場合は詳細に報告をしなければいけませんね。
上司の長谷川さんが部下の竹内さんに指示をする場合は、竹内さんが全体型なので、まず全体の概要から話し、詳細に持ってゆくと竹内さんには入りやすいですね。
相手を知ると、自分がどのように話したり行動したりすれば相手とコミュニケーションがスムーズになるのかが解ってきますね。
それによって、あなたは周囲の方に影響を与える存在になってゆきますよ。

上司から評価される
今日のお話が、少しでもあなたのお役に立てればと願っております。
もしご友人で、このブログがお役に立てそうな方がいらっしゃいましたら、
ぜひ教えてあげて下さいね。
「3か月で上司同僚そして部下の心を完全掌握。周りの評価が劇的に変わる!!40歳からのコミュニケーションスタイル」
コミュニケーション トレーナー
大堀明美
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