みな様
こんにちは!
コミュニケーショントレーナーの大堀明美です。
義理チョコは、コミュニケーションツールですか?
今日はバレンタインデーでしたね。
愛の日:
はじめのころ、聖バレンタインデーは司祭の死を悼む宗教的行事でした。これが 14世紀頃からは若い人たちが愛の告白をしたり、また、一説には2月が春の訪れとともに小鳥もさえずりをはじめる、愛の告白にふさわしい季節であることから、この日がプロポーズの贈り物をする日になったともいわれています。
日本では、バレンタインデーは女性から男性へ愛の贈り物として、チョコレートを贈る習慣がありますが、現在の形のバレンタインデーの始まりは、昭和30年代(1950年代)に入ってからのようです。 以後、多くのことが関係して「バレンタインデーにはチョコレートを女性から男性に」という習慣が定着し、今日のような盛んな行事になったようです。(日本チョコレート・ココア協会)
さて、みなさまは、チョコレートをいただきましたか?
それとも、さしあげましたか?
巷では、ゴディバのバレンタイン広告「義理チョコをやめよう」に、賛否両論飛び交い、みなさんに問題提議を投げかけたようですね。
「クリスマスケーキ」に次ぐ「バレンタインチョコ」というお菓子屋さんのビジネス戦術に消費者の私たちが乗せられ今日に至っているということですが(笑)
私の認識も、日本では当初、思いは男性から告白するもので女性は待つもの、女性から告白するなんて・・・という時代に、この日だけはチョコレートをプレゼントすることで女性から気持ちを伝えましょう!というものだったとように思います。
それがいつの間にか、会社の中で「日頃、お世話になっている上司や先輩、同僚に感謝のしるし」という意味で贈られるようになり、やがては「義理チョコ」という言葉になっているんですね。
たしかに、バレンタインデーが近づくと憂鬱な気分になる女性も多いようです。お返しする男性も大変そうですね。
そんなに憂鬱になるのなら、いっそのこと辞めてしまったほうが良いと思うのですが、そこは、自分だけが義理を欠いているようでやめられない・・・・・・・とか
なかなか、事情は複雑なようですね。
日本は、お中元やお歳暮といった、贈り物にお世話になった方への感謝の気持ちを込めるという「義理」を重んずる文化が根強いお国柄ですが、企業間では、お中元やお歳暮もいまや廃止の方向に向かっています。
「義理」というと、なんだか心がこもっていないような響きが感じられますが、「義理」の本来の意味は
- 物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ。
- 社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。
(goo辞書より)
なんですね。義理を果たすことは素晴らしいことでもあるんです。

義理チョコでなくてもコミュニケーションはとれる
コミュニケーションの基本は、自分が変わることです。
相手に変化してもらうのはなかなか難しい、相手を変えるために、まず自分が変わることです。
自分が変わることによって、相手が変わる・・・・・あなたが周囲に対して影響力を与えられるようになることなんです。
相手の思考、性格を知り、彼らに影響を与えられるような言動や対応をすること。
そうなるには、どうしたらいいの?という声が聞こえてきそうですね。
では、相手を知ることを始めてください。
どんな価値観を持っているのか、仕事上の価値観、人生上の価値観、家庭や家族に対する価値観、どんな趣味があるのか、また普段の会話であっても相手に話させることです。
気持ちよく話させてあげることです。そのなかから、たくさんの情報を引き出しましょう。
決して、気が付いたらほとんどあなたが喋っていたなんてことは無いようにしてくださいね。
こんなに気持ちよく自分の話を聴いてくれる人って、好きになりませんか?
相づちをうってくれて、こんなに自分を理解してくれる人って、良い人だなと思いませんか?
相手にうんと話させて、あなたは相手の気持ちになって一生懸命に聴いてあげてください。
相手との信頼関係は、こうして作られてゆくんですね。
まず、コミュニケーションの第一歩は、相手の話を聴くということなんです。
上手なあいづちは、話し上手
そして相づち
気のない返事や、聞いているんだかどうだかわからないような相づちだと相手も話す気になれませんよね。話がはずみませんよね。
実は、あいづちと一言で言ってもいろいろありますよね。料理の基本「さしすせそ」のように、相づちも「さしすせそ」でいってみましょう。
さ: へ~、さすがですね!
し: うわ~、実力ですね!
す: うわ~、すごいですね!
せ: わ~、センス良いですね!
そ: へ~、そんなんですね!それで?
あなたは、どんな相づちをうつことが多いでしょうか?
相手の方が、ほとんど話していたにも関わらず、そのかたはきっとあなたにこう言うことでしょう。
「今日は、あなたとお話ができて、とても楽しかった」と。

今日のお話が、少しでもあなたのお役に立てればと願っております。
もしご友人で、このブログがお役に立てそうな方がいらっしゃいましたら、
ぜひ教えてあげて下さいね。
「3か月で上司同僚そして部下の心を完全掌握。周りの評価が劇的に変わる!!40歳からのコミュニケーションスタイル」
コミュニケーショントレーナー
大堀明美
コメントを残す